イベント情報詳細

主催者 坂の上の雲ミュージアム
開催日時 平成28年02月23日(火)~平成29年02月19日(日) 午前9時00分~午後6時30分(入館は午後6時まで)
開催場所 名称:坂の上の雲ミュージアム
所在地:松山市 一番町三丁目20番地
電話番号:089-915-2600
FAX番号:089-915-3600
料金 【観覧料】 一般400円(320円) 高校生200円(100円)
       高齢者(65歳以上)200円(160円)
       ※中学生以下は無料 ※( )内は20名以上の団体割引料金
内容 ●概要

近代教育制度の確立をめざす明治政府は、小学校の普及をはかると同時に、高等教育機関の整備を進めました。1877(明治10)年に東京大学が発足しましたが、当時の高等教育機関は、各省庁の設置した諸学校が並立する複雑な状況にありました。

明治19年に「学校令」が公布されると、小学校・中学校・大学を一連のものとする教育制度が確立、複数の高等教育機関を吸収した帝国大学が誕生しました。帝国大学では日本の最高学府として、国家の求めに応じた教育・研究が行われるようになっていきます。帝国大学の卒業生には高級官吏への道が開かれ、立身出世の道程が明確になりました。

明治23年に第一高等中学校(東京大学予備門の後身)を卒業した正岡子規や夏目漱石たちは、エリート養成学校となった帝国大学に進学しました。立身出世の夢を抱き上京した子規でしたが、第一高等中学校時代に俳句を本格的にはじめ、その後、小説や紀行、評論など文学活動に没頭していきます。明治25年の試験に落第した子規は、退学を決意します。子規は、さまざまな進路を模索するなかで、日本新聞社への入社を選択しました。当時の大学生たちは、自らの能力や希望と、立身出世を望む世間とのあいだで葛藤したのです。

今回の展示では、帝国大学時代の子規や友人たちの活動に注目しながら、明治の大学教育、学歴エリートたちの実像に迫ります。
備考 【休館日】 毎週月曜日(休日の場合は開館)
問合せ先 名称:坂の上の雲ミュージアム 住所:〒790-0001 愛媛県松山市一番町三丁目20番地 電話番号:089-915-2600 FAX番号:089-915-3600 Eメール:saka-museum@city-matsuyama.ehime.jp

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